目から鱗です。
大抵の財務の本には、変動費は下のようなことが書かれています。
変動費とは、売上高に比例して発生する費用です。 仕入れた商品などが代表的な例です。 売上が増えるほど、仕入れる商品も増えるからです。 (www.first-kessan.com/article/13579893.htmlより引用)
実務上、この説明には違和感を感じていました。
しかし、最近読んだMQ会計の本には、以下のようなことが書かれていました。
- 変動費は売上高に比例しない。
- 変動費は売上数量に比例する。
ごもっともです。
私にとっては、すごくシンプルで納得がいきます。
目からうろこが落ちました。
そうだと気がつくと、こんな単純なことが多くの財務の本には書かれていないことがある意味衝撃でした。
きっと現代の会計制度が、決算を外部へ説明することを目的として発展してきた歴史が関わっているのだろうな、と思います。
外部への説明のためではなく、内部での意思決定に活用するための会計、これは経営者にとって重要です。