競争の戦略 業界内の競争 似たような会社が多いか?

「業界内の競争」の激しさを決める一つの要素として、「似たような会社が多いか?」というのがあります。

「似たような会社」が多ければ、業界内の競争は激しくなります。

「似たような会社が多いか?」は、例えば以下のような観点から分析します。

  • 同業者が多いか?
  • 同規模の会社が多いか?

同業者が多い場合

市場に同業者が多い状況であれば、お客さまからすれば、購入先の選択肢が多い状況です。

選択肢が多ければ、お客さまはいろいろと見比べて購入をすることになります。

逆に、選択肢が少なければ、お客さまは製品に多少の不満があっても、仕方なくそれを購入するかもしれません。

選択肢が多ければ、少しでも不満があれば、別の業者の製品も調査・比較し、より満足がいくものを購入することでしょう。

その結果、同業者が多い業界では競争が激しくなります。

同規模の会社が多い場合

同規模の会社が多い場合も競争は激しくなります。

これは、逆の状況を考えればわかりやすいかもしれません。

例えば、業界内に巨大な資本をもつ企業が進出してきた場合、巨大な資本を背景に、市場シェアを高め、業界のリーダーになっていくことでしょう。

リーダー的な企業になってくると、その製品の価格などに対して規律を与えることになります。

そして、業界に秩序が生まれ、統制されていきます。

逆に、リーダーがいない業界では統制がなされず、無秩序な競争、激しい競争が繰り広げられることになります。

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