サービス業のマーケティングには3つありました。
- 企業から従業員に向けて行うインターナル・マーケティング
- 企業から顧客に向けて行うエクスターナル・マーケティング
- 従業員と顧客の間のインタラクティブ・マーケティング
今回は、この3つのうち、エクスターナル・マーケティングについてです。
エクスターナル・マーケティング
エクスターナル・マーケティングは、企業と顧客の間でのマーケティングで、いわゆる一般的なマーケティングの4Pに対応します。
マーケティングの4P
- Product 製品
- Price 価格
- Place チャネル
- Promotion プロモーション
そして、サービス業での視点としては、以下のようなものがあります。
- 商品(有形)
- サービス(無形)
- 需給調整
たとえば、エステやマッサージサービスであれば、使用するオイルやアロマなどが商品、そしてマッサージなどがサービスになります。
サービス業のエクスターナル・マーケティング独特のものとして、需給調整があります。
サービスの提供と消費は同時であるため、一度にたくさんのお客様に対応できません。
そのため、お客さまが普段あまりこないような時間や曜日などを割引にしたりオマケをつけたりするなどの方法により、お客様の来店のタイミングを分散させるといった手段も用いることも効果的です(需給調整)。