最近ちょっと迷いがありました。
自分が今、何に取り組むべきなのか、ということについて。
中小企業診断士として仕事をしていると、複数のプロジェクトが平行して進むことがよくあります。
あれもこれも、とやっていると結局、忙しさにかき回されてるだけになってしまいます。
複数のものごとに取り組む場合、優先順位が必要です。
経営診断では、クライアントに「優先順位を決めて取り組みましょう」的なことを言ってたりするのに、自分自身がそれをできていなければ、「おまいう(お前がいうか)」と突っ込まれてしまいます。
重要・緊急フレームワークで分類
そんなところで、ここのところ迷っていたことを「重要と緊急」のフレームワークで分類したら、気持ちが少しすっきりしました。

私の頭の中には今、プロジェクトA、プロジェクトB、プロジェクトCがあります。
そして、それらを分類すると・・・
- プロジェクトA・・・緑色(重要かつ緊急)
- プロジェクトB・・・青色(緊急だが重要ではない)
- プロジェクトC・・・緑色(緊急でも重要でもない)
・・・あら、プロジェクトCがそんなところに分類されちゃうなんて・・・自分はいったい何を迷っていたんだろう?
プロジェクトCをどうするかで迷ってたのに。
ちなみに、こうした分類をするためには、なんらかの基準、あるいは価値観が必要ですね。
さて、
「戦略を、実行できる組織、実行できない組織。」という本の中で、次のようなことが書かれています。
第1の規律:最重要目標にフォーカスする。
第1の規律は、たくさんの目標を掲げてそれらに漫然と取り組むのではなく、大きな変化をもたらす一つないし二つの目標に努力を集約することである。
実行の第一歩はフォーカスである。これがなければ、他の三つの規律は何の役にもたたない。
最重要目標にフォーカスすること、大事ですよね。
これができなければ、何も手に入りません。
ちなみに、この本は外人が書いたものですが、第一の規律を日本古来(?)の言い方で表現すれば、「二兎を追う者は一兎をも得ず」といったところでしょうか。
いずれにしろ、フォーカスをすることは大事です。
