業界内の企業が提供している製品の差が小さい場合、つまり、どれも似たり寄ったりであるような場合も、業界内の競争は激しくなります。
例えば、ガソリンスタンドをイメージするとわかりやすいかもしれません。
ガソリンスタンドではガソリンを売っています。
売っているガソリンそのものは、どこのガソリンスタンドも似たり寄ったりです。
このような場合に、消費者が何を基準にガソリンスタンドを選ぶかというと、製品そのもの以外の部分になります。
例えば、価格です。
製品の差が小さい場合、製品そのもの以外の部分で競争が激しくなるわけです。
価格はたいてい安売りになり、企業同士の消耗戦になることでしょう。
このようにして、業界内の競争が激しくなります。