新しいニーズとアイデア発想法

シャープのドヤ家電が人気らしい

シャープといえば、鴻海による買収などで話題になりました。

日本の家電メーカーの低迷を象徴するかのような存在です。

しかし、最近、シャープの「ドヤ家電」が話題なんだとか。

なんだかんだいいつつも、空気清浄機やオーブンレンジなどでヒット商品を飛ばしているんだそうです。

 

ロボホン

ネットでも話題になりました。

ロボット型の電話機です。

ロボホン2

話題になったといっても、「こんなもんいらんやろ!」というので話題になりました。

 

使用風景。こうやって見ると、なんだか、耳元にヒソヒソと話しかけているように見えて、かわいいですね。

ロボホン1

 

蚊取清浄器

これもネットで話題になりました。

ロボホンと同じく、「こんなんいらんやろ!」という話題で。

文字通り、蚊取り機能付きの空気清浄機です。

蚊取り清浄器

 

SNSでの話題性

ロボホンや蚊取り清浄器に共通しているのは、話題性です。

「こんなんいらんやろ!(笑)」とSNSで話題になります。

「こんなんいらんやろ!(笑)」といいつつも、話題になることで、結果的には大きな宣伝効果が生まれています。

普通の真面目(?)な製品よりも、高い認知度を得られていることは間違いないだろうと思います。

 

家の中でのファッションにもこだわり

シャープとは関係ありませんが、ホームファッションのニーズも高まっているんだそうです。

これも、SNSによるものです。

SNSで、自室でのパーティの写真などをアップロードする機会が増えているため、ちょっと格好をつけたホームファッションにするようにする人が増えています。

 

シャープの商品開発

ところで、シャープの商品開発は特徴があるように思います。

それは、「組み合わせ」です。

ロボホンの場合は、ロボットと電話機の組み合わせ。

蚊取り清浄機の場合は、蚊取り機と空気清浄機の組み合わせです。

その他にも、例えば「プラズマクラスター」と何かを組み合わせた商品も多数シャープから生み出されています。

このように、シャープの製品開発には、「組み合わせ」るところに特徴があるように感じます。

企業文化・・・でしょうか?

 

アイデア発想法

さて、「組み合わせ」による製品開発といえば、アイデア発想法が思い浮かびます。

アイデア発想法の一つに「オズボーン法」というものがあります。

オズボーン法では、チェックリストをヒントとして用いてアイデア発想を行います。

チェックリストは、以下のような感じです。

オズボーンのチェックリスト(ヒント集)

他の使い道はないか?

そのままで他に使い道はないか?/改造して他の使い道はないか?

応用してみたら?

他に似たものはないか?/他のアイディアを示唆していないか?/過去に似たものはないか?/何かマネできないか?/誰かをマネできないか?

変えてみたら?

ひねったら?/意味・色・動き・音・匂い・様式・形状などを変えたら?/他の形にしたら?

大きくしてみたら?

何か加えたら?/時間を長くしたら?/頻度を増やしたら?/強くしたら?/高くしたら?/長くしたら?/付加価値をつけたら?/他の成分を加えたら?/倍にしたら?/多くしたら?/誇張したら?

小さくしてみたら?

何か減らしたら?/もっと小さくしたら?/濃縮したら?/ミニチュアにしたら?/低くしたら?/短くしたら?/軽くしたら?/省いたら?/能率化したら?/分割したら?/控えめに言ったら?

代用してみたら?

他の人にしたら?/他の物にしたら?/他の成分にしたら?/他の製法にしたら?/他の場所にしたら?/他のアプローチをしたら?/他の口調にしたら?

アレンジしなおしたら?

構成要素を取り換えてみたら?/他のパターンは?/他のレイアウトは?/他の順番は?/原因と結果を入れ替えたら?/ペースを変えたら?/スケジュールを変えたら?

逆にしてみたら?

ポジティブとネガティブを入れ替えたら?/反対にしたら?/後ろ向きにしたら?/上下をひっくり返したら?/役割を逆にしたら?/立場を変えたら?/位置を変えたら?/左右を変えたら?

組み合わせてみたら?

ブレンド、合金、組み合わせ、アンサンブルにしたら?/ユニットを組み合わせたら?/目的を組み合わせたら?/魅力を組み合わせたら?/アイディアを組み合わせたら?

 

ドヤ家電的な製品開発も一考に値する

SNSが発達してきている現在、シャープの「ドヤ家電」のように「話題性」のある製品開発も効果的かもしれません。

シャープが用いているような「組み合わせ」による製品開発を意識してみるのもありと思います。

また、「組み合わせ」以外にも、オズボーン法のようなアイデア発想法を用いることで、もっと別の切り口での製品開発を思いつくこともできるかもしれません。

 

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