STRAC表をもとに計画する

会計を図にしたSTRAC表

経営の判断には、細かい会計知識は要りません。

自社の利益構造を大まかに捉えましょう

そのために便利な道具として、STRAC表がありあます。

STRAC

この表は左の売上高から見ていきます。

P×Qは価格×個数を表します。

次に、真ん中の列。

売上高のうち、どれだけが変動費かを考えます。

なお、変動費は売り上げの数量に比例する費用です。

そして、売上から変動費を引いたものが粗利です。

粗利が利益の源泉です。

次に、粗利の右側を見ます。

粗利から固定費を引きます。

固定費は、変動費以外の費用で、人件費や販管費のような費用が入ります。。

粗利から利益を引いた残りが利益です(税引前利益)。

実際には、さらにこの後、ここから税金を払ったり、減価償却の割り戻し、設備投資、内部留保をします。

STRAC表で自社の収益構造を把握しよう

経営判断に必要な会計は、基本的にSTRAC表で十分です。

さて、STRAC表の構造を理解したら、まずは、自社の収益構造を把握してみましょう。

自社の決算書を見ながら、数字を埋めていきましょう。

数字が埋まると、自社の収益構造がわかります。

特に重要なものは、以下のものです。

  • 粗利率(1-変動費率)(但し、変動費率=変動費÷売上高)
  • 固定費
  • 労働分配率(人件費÷粗利)

売上の計画は利益を起点に考える

さて、ここまでで把握した収益構造は過去のものでした。

ここから、売上の計画、目標を決めます。

売上の計画は、必要利益から逆算をして決めましょう。

必要利益を決めたら、そこにまず固定費を足します。

これが必要粗利になります。

次に、この必要粗利を粗利率で割り算します。

このようにして計算される数値が、必要売上高になります。

そして必達の売上目標となります。

ただし、本当に欲しいのは売上ではなく粗利です。

そのことを念頭に、目標達成(利益目標達成)のための手を打っていきましょう。

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