AIの進歩

AIが話題

最近、AIがすごく話題になってますね。

いわゆる「人工知能(AI:Artificial Intelligence)」というものは、私が学生だった25年ほど前には専門書コーナーに本が並んでいました。

当時の本で紹介されていた人工知能の初期のものは確か、LISPというプログラミング言語を用いたもので、オウム返し的なものでした。

当時、Emacsというエディタで動くものをインストールして遊んだりもしました。

確か、こんな感じです(ただし、英語です)。

  • 人「こんにちは」
  • プログラム「こんにちは」
  • 人「元気ですか?」
  • プログラム「元気です。」
  • 人「これわかる?」
  • プログラム「これってなんですか?」
  • 人「かくかくしかじか。」
  • プログラム「かくかくしかじか、ってなんですか?」
  • 人「かくかくしかじかで〇×▲」
  • プログラム「かくかくしかじかで〇×▲ってなんですか」
  • ・・・

これは最初期のものです。

AIはその後も地道な研究開発は行われていましたが、実用段階に達しないまま長い時間が経過しました。

最近になって実用段階に急速に入ったように見受けられます。

女子高生キャラのAI「りんな」

りんな

マイクロソフトが作ったAIです。

LINEやツイッターで会話を体験できます。

全国のユーザーと会話をしながら学習をしているようです。

ネット上にはこんな記事もあります↓(実は私の同級生が書いた記事…)。

「りんな」の腐女子化は本当だった…女子高生「AI」とLINEしてみた

りんなは日本マイクロソフトが作ったようですが、その前には米国のマイクロソフトが「Tay」という人口知能を作っています。

しかし、Tay は暴走をしたため停止されました。

暴走は、悪意のあるユーザーがTayに悪いことを教えたことが原因だったようです。

アルファ碁

最近では、「アルファ碁」というAIも登場しているようです。

文字通り、碁を打ちます。

碁、将棋、チェスといったゲームは、コンピューターであらゆる手を計算できそうに思えるかもしれません。

しかし、実際にはこうしたゲームは手の数が無尽蔵といっても良いほど多くあるので、全ての手を調べることはできません。

コンピューター自体、メモリや計算速度など、リソースに限界がありますから。

これまでは、考えうる良い手の探し方をプログラムで実現する方法をとっていたようですが、AIでプログラムを実装するようになり、「学習」を中心としたやり方に変わっています。

やり方は教えず「高得点を取れ」という指示をします。

AIは最初は迷走をしますが、学習によりどんどん強くなります。

先日、、世界で最も強い棋士の一人、韓国の李セドル九段(33)に勝ったことが話題になりました。

なお、別の日に対戦をしたら、負けたそうです。

今度はAIの打つ手打つ手が裏目に出たのだそうです。

これも一種の暴走と言えるかもしれません。

電王戦

将棋の世界でもAIと人間との対戦は行われているようです。

プロ棋士が連敗しているんだとか。

近々、羽生王座が対戦することになる可能性が高いようで、楽しみです。

AIがこれからどんどん拡大する

グーグルはこれからAIに軸足を置くのだそうです。

対話アプリ、音声認識端末、専用半導体などでの活用を増やすとか。

なお、Googleの検索エンジンには、1年くらい前からAIが導入されているそうです。

トヨタも、自動運転のAIの開発しており、複数の車が自動運転でぶつからないデモンストレーションを公開しています。

暴走には気をつける必要が

Tay やアルファ碁のように、暴走には気を付ける必要があります。

AIはプログラミングで「こうしろ」と指示するものではなく、自ら学習をするものです。

学習では適切なデータに基づいて行う必要があります。

Tay のように、悪意のあるユーザーによる学習で、暴走をしてしまう場合もあります。

また、AIの学習では、人間が探索したことがないレベルの広さ・深さで学習をします。

そのため、悪意のあるデータでなくとも、人間には予想できない挙動をする場合もあるのだろうと思われます(例:アルファ碁の裏目にばかりなる手)。

人間が何をするのか(できるのか)を考えなければならない段階が近づいてきてる

現在、ITがどんどん人間の仕事に進出してきています。

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった

どんどんITが人間の仕事を代替していくので、今後は、人間がする仕事、AIではできない仕事というものを考え、そちらに舵を切っていく必要が出てきます。

なお、「中小企業診断士」の仕事はなくならないと言われていましたが、昨今のAIの進歩で肩代わりされるのではないかと、中小企業診断士である私は脅威を覚えています。

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