こんにちは!
社長のビジョン実現のパートナー、中小企業の社外CFOの佐野敏幸(@snmcjp)です!
今回は、SWOT分析のコツについてです。
SWOT分析のコツをいくつか書き出してみました。
とにかくたくさん書きだしてみる
SWOT分析で、各要素(強み・弱み・機会・脅威)の洗い出しはしっかりと行う必要があります。
思いついたことに対して、「これってホントにそうかな?」と悩まなくていいです。
とにかく、思いついたことを、その場では判断することなく、徹底的に書き出します。
判断は、後ですればよいことです。
時間を決めて、とにかく洗い出す
洗い出しも、だらだらとしていては、いつまでたっても終わりません。
30分とか1時間とか、時間を決めて、その間は徹底的に集中をして洗い出しましょう。
時間を決めると、終わりがある反面、終盤になると何も思いつかなくなってきます。
しかし、終盤に近付いてからが本当の勝負です。
苦しくなってから出てきたものは、普段では簡単には出てこないようなものです。
終盤こそが勝負、最後の1秒まで必死で頭を絞りましょう。
付箋を活用しよう
書き出したの際には、付箋(ポストイットなど)に書き出すと便利です。
付箋に書いてあれば、貼る場所を変えるだけで、後の作業の情報整理がずいぶんと楽にできます。
重要度の高いと思われるものを抽出する(次のクロスSWOTで使う)
書き出したものは、おそらく数百件にもなるハズです。
全てについて後のクロスSWOT分析で検討するのは大変、というか不可能です。
まずは書き出したもの(付箋)を精査し、強み・弱み・機会・脅威の各要素ごとに重要度の高いものを10~20件程度ずつに絞り込んでおきましょう。
特にSとOに着目する。
中小企業は、やれることにも限界があります。
競合他社に勝ち、顧客から認められるためには、自社の得意な分野に集中し、その分野で穫れる市場を獲りに行くのが効果的です。
そのため、後のクロスSWOTでは特にSとO(強みと機会)に着目をすると良いでしょう。
定期的にやる
SWOT分析での強み・弱み・機会・脅威の各要素の内容は、時と共に変化します。
また、クロスSWOT分析でも、人間ですからその時その時で思いつくことのできる戦略的アイデアも違います。
SWOT分析とクロスSWOT分析は、定期的に行い、見直しをしていくことが大切です。
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