SWOT分析をしたらクロスSWOTで戦略の方向性を考えよう!

こんにちは!

社長のビジョン実現のパートナー、中小企業の社外CFOの佐野敏幸(@snmcjp)です!

今回はSWOT分析についての前回の記事(⇓)の続きです。

SWOT分析で経営環境を把握する!

2016年5月29日

SWOT分析を行ったら、その後にやっておくべき作業があります。

それがクロスSWOTです。

SWOT分析の次の作業はクロスSWOTだ!

SWOT分析で、自社の経営環境を洗い出したら、次はクロスSWOT分析をしましょう。

クロスSWOT分析では、文字通りSWOTをクロス(交差)させます。

クロスさせることで、戦略の方向性のアイデアを考えます。

そういう意味で、クロスSWOT分析はアイデア発想法の一種とも捉えられます。

S×O 自社の強みで市場のチャンスをつかまえよ!

S(強み)とO(機会・チャンス)の組み合わせです。

市場にある機会・チャンスを、自社の持っている強みで捕まえに行く方法を考えます。

SWOT分析SxO

この図では、強みを剣に例えています。

ちなみに、この剣、「越王勾践剣」といいます。

めちゃくちゃカッコイイです。

紀元前500年から錆びていないそうです(参考:【奇跡】紀元前500年から錆びなかった「越王勾践剣」)。

話がそれました。

強みで機会を捉える・・・例えばこんな感じです。

ケース:

とあるお弁当屋さんの場合

  • 強み: ヘルシーな食材と調理法
  • 機会: ひとり暮らしの高齢者が増加している

⇒ 高齢者をターゲットにしたヘルシーなお弁当を提供する。

S×T 強みで脅威を回避する!

 

SWOT分析SxT

今度は、ウインドウズのセキュリティの盾のイラストをパクってみました。

実は著作権的にうるさくなさそうな画像を探してきて張り付けてます。

大人の事情が透けて見えますね。

さて、強みで脅威を回避する・・・例えばこんな感じです。

ケース:

とあるお弁当屋さんの場合

  • 強み: 家庭的な調理法、「おふくろの味」
  • 脅威: コンビニ弁当の台頭

⇒ 「おふくろの味」を特色として打ち出したお弁当で、コンビニ弁当と差別化を図る

W×O 弱みを克服して機会を捉える!

SWOT分析WxO

イラストがなくなりました。

はい、使えそうなイラストをネットで探してくるのが大変なんです・・・

さて、弱みを克服して機会を捉える、ですが、例えばこんな感じです。

ケース

とあるコンサルタントの場合( ^^; )

  • 弱み: イラストが書けない
  • 機会: イラストを入れたブログのニーズ

⇒ イラストを自分で描けるように腕を磨き、ブログで使う。

あ!私の方向性が出ました!

しかし、言うは易し行うは難し、ですね。

方向性が出たとしても、なかなか採用しずらいものです。

後でも書きますが、実は中小企業にとって、クロスSWOTでは、S×O(強みで機会を捉える)が最も大切です。

乱暴ですが極論すれば、中小企業はS×O(強みで機会を捉える)以外の組み合わせは考えなくても良いです。

なぜなら、中小企業は経営資源に限りがありますからね。

あれもこれもは、やっていられないという実情があります。

しかし、ここでの記事では、クロスSWOTの解説なので、一応書いてます。

さて、次は最後の組み合わせです。

弱みをどうにかして脅威を回避する!

弱みをどうにかして脅威を回避するって、一体何を言ってるのか、書いてる私もよくわかりません。

これはもう、検討しなくていいです

SWOT分析WxT

なお、経営理論の本などを調べると、「現状維持または撤退」といった方向性が書いてあります。

全く歯が立たない敵に、敢えて立ち向かっていく必要はありません。

 

 

男なら、負けるとわかっていてもショッカーさん!そんなことないですよ~!

 

中小企業はS×O(強みで機会・チャンスを捉える)に集中せよ!

中小企業は、大企業と比べ経営資源が脆弱です。

なので、クロスSWOTでたくさん考えても、全部は実行できません。

絞り込む必要があります。

経営資源に限りのある中小企業にとって、戦略の基本は、「集中」「差別化」です。

クロスSWOTの中でも、SとOの組み合わせ、強みを用いて機会・チャンスを捉えることに集中をすることが効果的です。

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