改善ツールの「IE7つ道具」

改善の前提となる「現状把握」で効果を発揮するのがIEです。

IEの体系は膨大ですが、「IE7つ道具」を使えば基本的には十分です。

さらに言えば、現実的には「IE7つ道具」の中で、自社にとって必要なものだけを使えばOKです。

とはいえ、「IE7つ道具」がどのようなものか、その概要は知っておくべきです。

IE7つ道具

1.工程分析

工程の分析を行います。どのような作業がどのような順番で行われているのか、といったことを把握します。

例えば、「お刺身を作る」場合、

お店で魚を買う。

魚を自宅まで運搬する。

魚を冷蔵庫に入れ保存する。

魚を冷蔵庫から取り出す。

魚をまな板の上に置く。

魚を包丁で3枚におろす



というふうに、どんな作業・工程等があるのか、詳細に分析を行います。

2.稼働分析

人や設備などの稼働時間を調べます。

例えば、人の場合なら、全時間のうち、何割が作業で、何割が段取替えで、何割が用足しで・・・といったことを分析します。

3.動作研究

作業の動作を調べます。

例えば、どのように手を伸ばし、どのように掴み、その間の姿勢はどうで、もう片方の手は何をしてるか、といったことを調べます。

4.時間研究

作業の時間経過を調べます。

ストップウォッチなどを使い調査します。

5.物流分析

会社内外でのモノの扱い方、運搬の仕方などを調べます。

6.プラント・レイアウト

工場内のレイアウトは、生産性に大きく影響を与えます。

プラント・レイアウトにより、生産性を高めます。

7.事務改善

IE手法による改善の対象は、工場での作業ばかりではありません。

事務作業についても、IEを適用し、改善をすることができます。

IEは使いながら覚えよう

IEの手法は、自社にとって特に必要なものを使いながら覚えましょう。

机上だけで理論を勉強しても使えません。

IE手法で実際に現実の現場で調査をしていくことで、その使い方を覚えることができます。

特に、従業員がマスターすることが大切です。

従業員がIEをマスターした組織は、継続的な改善を行うようになり、強い組織へと成長することができます

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