こんにちは!
社長のビジョン実現のパートナー、中小企業の社外CFOの佐野敏幸(@snmcjp)です!
今回は経営管理の基本プロセス「PDCA」についてです。
PDCAを回す
「PDCAを回す」とよく言います。
PDCAは、以下の4つをぐるぐると回す管理サイクルです。
- P・・・Plan:計画
- D・・・Do:実行
- C・・・Check:チェック(差の測定)
- A・・・Action:対策
P・D・C・Aを、
P ⇒ D ⇒ C ⇒ A ⇒ P ⇒ D ⇒ C ⇒ A ⇒ P ⇒ D ⇒ C ⇒ A ⇒ P ⇒ D ⇒ C ⇒ A ⇒ ・・・
と繰り返していきます。
PDCAを回していくことで、継続的な改善を進めます。
PDCAをしっかりと回している組織は、強い組織になります。
PDCAはPからのスタートでなくても良い
さて、そんなPDCAですが、Pからスタートすることにこだわる必要はありません。
P・D・C・Aのうち、できるところからスタートすればOKです。
例えば、「とりあえず問題点を把握してみる」
これまでなんとなくやってきたことについて、問題点を把握するところから入る、という場合があります。
そのために、現状の把握、問題点の抽出を行います。
現状の把握と問題点の抽出はPDCAのCです。
問題点を抽出したら、それに対して対策を考えます。これは、PDCAのAですね。
そして、計画(P)を立て、実行(D)し、チェック(C)し、・・・といった感じで、PDCAを回していけばOKです。
一旦PDCAが動き始めれば、あとはどんどんと回していきます。
例えば、「とりあえずやってみる」
まだやったことのないことは、わからないことが多いものです。
そして、わからないことについて計画を立てるのは難しいものです。
だから、とりあえずやってみる(PDCAのD)、というところからスタートするのもアリです。
とりあえずやってみれば、その結果として問題点も見えてきます(PDCAのC)。
そしたら、その問題点に対して対策を練り(PDCAのA)、計画を立て・・・といった感じで、PDCAを回転させていきます。
例えば、「とりあえず対策を考えてみる」
現状すでに問題点があるような場合です。
問題点がわかっているのであれば、いきなり対策(PDCAのA)からスタートすることもできます。
対策を考えたら、計画を立て(PDCAのP)、実行し・・・とPDCAを回していきましょう。
PDCAはとにかく回してみる
PDCAは、回しながら継続的に改善をしていくサイクルです。
まずは、とりあえずPDCAを回し始めてみましょう。
PDCAを回せば新しく見えてくることもあります。
PDCAは、繰り返し回すことが大事です。