こんにちは!
社長のビジョン実現のパートナー、中小企業の社外CFOの佐野敏幸(@snmcjp)です!
今回は、以前紹介したビジネスモデル・キャンバスについて、その使い方の例です。
ビジネスモデル・キャンバスってなんだっけ?
まずは、ビジネスモデル・キャンバスについて軽く復習しておきましょう。
ビジネスモデル・キャンバスは、「ビジネスモデル・ジェネレーション」という書籍で紹介されているフレームワークで、ビジネスモデルをA4用紙一枚に表現できるものです。
<書籍「ビジネスモデル・ジェネレーション」>

ビジネスモデル・キャンバスは、下の図のように表現されます。

この図の真ん中のVPは、価値の提案。
顧客に対してどのような価値を提供するのか、ですね。
そして、図の右側は、「どのようにしてお客様に価値を届けるのか」を表現し、
左側は、「どのようにしてその価値を生み出すのか」を表現します。
図の下段は、お金の流れを表し、
下段左側は「価値を生み出すために必要なコスト」、
下段右側は「価値を提供することで得られる収入」をそれぞれ表します。
ビジネスモデル・キャンバスの図の中のブロックそれぞれのことについては、詳しくは過去記事(ビジネスモデル・キャンバスでビジネスの仕組みが一目瞭然に!)でご確認くださいね。
ビジネスモデル・キャンバスの使い方の例:共有する
ビジネスモデル・キャンバスは、ビジネスモデルをA4シート一枚で表現でき、ビジネスモデル全体を俯瞰的に把握できます。
ビジネスモデルが何枚の紙に分散していない、これが大事なポイントです。
1枚の紙で表現できるため、自社あるいは他社のビジネスモデルがどんなものなのかを簡単に理解し、共有することができます。
共有ができると、いろいろなメリットがありますよね。
たとえば、ビジネスモデルについて議論をしたりしやすくなります。
あるいは、ビジネスパートナーとの提携の話をしやすくなります。
銀行交渉もしやすくなります。
出資者を集めるのにも使えます。
新規事業立ち上げのプレゼンにも使えます。
そんな感じで、いろんなメリットがあります。
まとめ
ビジネスモデル・キャンバスは、ビジネスモデルを1枚のシートで俯瞰的に表現できるため、ビジネスモデルがどういうものなのか共有をするのに便利です。