ビジネスの分類の仕方の一つとして、
ビジネスをストック型ビジネスとフロー型ビジネスに分ける考えかたがあります。
ストックやフローという言葉ですぐに連想するのは、決算書のB/SがストックでP/Lがフローというやつですよね(私が経営コンサルだからかもしれませんが^^;)。
ビジネスの分類の場合のストック型、フロー型も似たような考え方です。
まず、フロー型。
フロー型は、そのときそのときの売上でできているビジネスです。
典型的なのは、毎日品物を仕入れてうる小売業などが該当します。
売れ行きもその日その日でマチマチで、売上高の予測がしにくいという特性があります。
逆にストック型は、安定した売り上げが入ってきます。
典型的な例としては、会員型のビジネスがあります。
お客さんが一定期間の契約、例えば2,3年の契約で会員になって、
毎月会費を支払うようなビジネスです。
このストック型のビジネスでは、会費が固定収入として定期的に安定的に入ってくるので、
売上高の予測がしやすいという特徴があります。
売上高の予測がしやすいと、経営をするときの気持ちも安定しますよね。
最近ではこのストック型のビジネスが着目されています。
様々なビジネスにおいて、そのビジネスモデルにストック型の要素を取り入れ、
ストック性を高めていきます。
そうすることでビジネスが安定し、ビジョンの実現が加速化します。
みなさんも、自身のビジネスモデルについてストック型の要素を取り入れることを検討されてみてはいかがですか?