費用の把握

経営において、費用を適切に管理できていることは大切です。

次のマトリクスは、費用をきちんとわかっているかどうかを横軸に、無駄な費用があるかどうかを縦軸にして4象限に分類したものです。

わかってるか、ムダがあるかマトリックス

4つの象限

①の象限は、「わかっていてムダがない状態」です。

きちんと費用を把握して、適切にコントロールされています。

健全な状態ですね。

 

②の象限は、「わかっているのにムダをコントロールできていない状態」です。

ムダは現在コントロールできていませんが、内容はわかっているのでこれからコントロールをして①の象限へと移動していけばよいでしょう。

 

③の象限は、「わかってないけどムダがない状態」です。

こういうケースは稀と思います。

仮に現在ムダがなかったとしても、把握できてないので、いつムダがある状態(④象限)に転落してもおかしくない状態です。

 

④の象限は、「わかってなくて、ムダがコントロールできていない状態」です。

危ういですね。

しかし、実際にはこの状態の企業さんが多いような印象です。

 

わかってなければまずは把握を

今現在、左側の象限にいる場合は、費用が「わかっていない」状態です。

この場合、まずは「わかっている」状態になるように手を打ちましょう。

その際、小枝は気にせず、幹を見るようにしましょう。

全ての細かい費用まで把握するのは、労力がかかり過ぎます。

金額の大きなところを特に意識して見るようにしてみましょう。

見えていない状態から見える状態になれば、気持ちもかなり楽になるはずです。

 

把握できたら、ムダを省こう!

「わかっている」状態になれば、ムダも見えてくるはずです。

特に固定費。

固定費は、毎期発生します。

固定費の中の費用について、不必要なもの、必要だが代替可能なもの、といった観点で見直しをしてみましょう。

このような見直しの過程を踏むことでムダな費用があぶり出され、費用のスリム化を達成できることが多いです。

もちろん、精査した結果、ムダがなければそれはそれで良いです。

費用が必要かどうかがきっちりと把握できていることが大切です。

 

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