ハインリッヒの法則

労働災害の経験則で、「ハインリッヒの法則」というものがあります。

これは、1930年代に米国の技師ハインリッヒさんが研究し発表したもので、

「重傷」以上の災害が1件あったら、

その背後には29件の「軽傷」を伴う災害があり、

さらにその1軒には300件の傷害のない災害(ヒヤリハット)が起きている、

といういうものです。

いわゆる「氷山の一角」ですね。

これは、当時の調査結果から統計的に導き出したものですが、時代が変わった今日でも概ねこのような割合で合っているようです。

最近だと、例えば原発で水漏れ事故がニュースになったりすると、

きっとその背後にはたくさんのヒヤリハットがあるんだろうな、などと思ってしまいます。

 

さて、このハインリッヒの考え方ですが、売上、受注件数などについても似たようなことが考えられるのかなと思ってしまいます。

売上、受注の背後には、失敗の経験や、受注につながらなかった顧客との出会いがあります。

たくさんの見込み客と出会うことは、大切なことです。

 

とはいえ、売上を、

客数 × 客単価 × 成約率

のように分解をして考えれば、客数以外にも、客単価、成約率を向上させることも大切です。

このように、闇雲に見込み客と出会えばいいといいわけでもなく、こうした要素のバランスを最適にコントロールしていくことも大事です。

Pocket